記事提供:ペット日和
猫の「プレッツェル」ちゃんは、4本全ての足に障害を持って生まれ、生まれてすぐに母猫に見捨てられてしまいました。
プレッツェルには2匹の兄弟がいましたが、その2匹も同じように足に障害を抱えており、生まれて数日後に亡くなってしまったそうです。
しかし、プレッツェルは決して生きることを諦めませんでした。
プレッツェルは保護してくれたローラさんという女性の力を借りながら、これまでたくましく生きてきたのです。
ハンディキャップに負けない
プレッツェルは、足の障害の他にも心雑音や骨形成不全症、反対咬合等、様々な問題を抱えていました。
ところがローラさん曰く、プレッツェルはこれまで決して弱い姿を見せず、いつも前向きで幸せそうに暮らしてきたそうです。
その姿は、まるで障害の事など全く気にしていないようにも見えました。
里親探し
ローラさんは、プレッツェルのお世話をする傍らインターネット上でプレッツェルの動画を公開し、里親を募集しました。
プレッツェルは多くの障害を抱えているため、ローラさんは里親が見つからないのではないかと不安になることもありました。
そして、もし里親が見つからなければ自ら一生面倒を見ることを覚悟していたそうです。
ミシェルさんとの出会い
しかし、里親の募集を始めてから数日後、ミシェルさんという女性が是非プレッツェルの里親になりたいとローラさんの自宅へやって来ました。
彼女はインターネット上に公開されたミシェルの動画を見てすぐに心を奪われたそうです。
初めてプレッツェルを目にしたミシェルさんは、動画で見るよりも可愛らしいプレッツェルの姿に夢中になりました。
そして、彼女はプレッツェルを引き取り、共に障害と闘っていく決意を固めたのです。
現在
その後ミシェルさんと暮らし始めたプレッツェルは大きく、そして立派な猫へと成長しました。
生まれてから現在で10か月になるプレッツェルは、もう少しで1歳の誕生日を迎えようとしています。
まだまだたくさんの問題を抱えるプレッツェル。
しかし、強い心を持った彼女ならこの先多くの壁を乗り越え、前向きに生きていくことでしょう。
これからも障害に負けず、ミシェルさんと支え合いながら幸せな暮らしを送ってほしいと思います。
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