記事提供:エウレカ!
ある日、家の隙間から子猫の叫び声を聞いた家族が、レスキューグループ『The Kitten Cottage』に電話をしました。
その後、レスキューグループから連絡を受けた地元の保護施設『Cape Animal Inspectors Organization』のルークさんが現場に駆けつけ、家の隙間から7匹の子猫を保護することに成功しました。しかし、子猫達の母親の姿はどこにも見当たらなかったのです。
子猫達を保護したルークさんは、子猫達がしっかりと世話をされていることに気づき、母猫が再び戻って来るのではないかと考えました。そこでルークさんは子猫達にミルクを与えた後、捕獲器を設置し、その中に子猫達を入れて、母猫を待つことにしたのです。
ルークさんは何時間も捕獲器の近くで待ちました。子猫達には2時間おきにミルクをあげる必要があったため、母猫を待っている間、ルークさんは何回もミルクを飲ませてあげたそうです。
ルークさんは必ず母猫を見つけ、親子全員を保護することを心に決めていました。
そして日が沈んだ後、ついに母親が姿を現し、捕獲器の中へ入ったのです! ルークさんは猫の親子をキャリーケースに移すと、保護施設へと真っ直ぐに向かいました。
母猫は自分がいない間、子猫達がしっかりと世話をされていたことに気づき、嬉しそうに喉を鳴らし始めました。
その後、ルークさんは猫の親子を養育主さんの家へと連れて行きました。母猫は安全で快適な場所がすぐに気に入ったようで、愛する子供達にたくさんの愛情を注ぎ始めたそうです。
そして保護から2週間後、子猫達の目がついに開きました。その日以来、好奇心旺盛な子猫達は、いつも家の中を大冒険しているそうです。
「動物達は私達の心を豊かにしてくれます」とルークさんは言います。ルークさんは保護動物達の幸せそうな姿を見ると、心の底から喜びを感じるそうです。
新しい家で暮らし始めた母猫は、もう食べ物の心配をすることも、天敵から身を守るために安全な場所を探す必要もありません。優しい人達に守られながら、愛する我が子に全ての力を注ぐことができるのです。
こうして母猫を待ち続けたルークさんのおかげで、猫の親子は再会を果たすことができました。愛情いっぱいの親子は、今日も温かい家の中で、幸せそうに喉を鳴らし続けているそうです♪
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