鼻先のねじれた『特別』な顔を持つ犬。シェルターで彼を待っていた数奇な運命とは

3.5


記事提供:mofmo
 

皆さんは、「バックヤードブリーダー」を知っていますか?専門的な知識を持っていないにも関わらず、小遣い稼ぎとして自宅の裏庭で犬の繁殖を行うような人たちのことです。今回ご紹介する「ピカソ」と「パブロ」も、バックヤードブリーダーの元で生まれた子犬でした。
 

特別な顔を持つ犬「ピカソ」

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(出典:luvabledogrescue.org)
 

ピカソは、生まれた時から他の兄弟たちとは違う、特別な顔を持っていました。
クロスするように曲がった鼻と顎。
その顔は、ブリーダーにも、客としてやってくる人たちにも受け入れられることはありませんでした。

パブロや他の兄弟たちは、生まれるとそれぞれ、別の家族の下へ売られていきました。

しかし、ピカソを欲しがる人は誰もいませんでした。
だって彼は、ご覧の通りの顔をしていたんですから。

(出典:https://www.thedodo.com/dog-with-deformed-face-2290753524.html)

 

生きることさえ許されない犬

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(出典:luvabledogrescue.org)
 

他と違った顔をしている以外は、とても健康で「普通」のわんちゃんだったピカソ。
しかし、ピカソの飼い主であるバックヤードブリーダーは、売れないピカソを見捨てたのです。

ピカソが売れないと分かったブリーダーは、彼をカリフォルニアの「Porterville Animal Shelter」へ引渡しました。

そしてそこで、ピカソはすぐに、安楽死リストに載せられてしまったのです。

(出典:https://www.thedodo.com/dog-with-deformed-face-2290753524.html)

個性的な口元を持つだけで、ピカソは「普通」の犬と何も変わりません。
彼は、顔が少し「違う」というだけで、生きることすら許されなかったのです。

ピカソはこのまま、世の中にある楽しいことや嬉しいことをほとんど経験しないまま、安楽死させられてしまうのでしょうか?
いいえ、神様は、皆が見捨てたピカソを見捨てませんでした。
 

悲しくも意外な出会い

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(出典:luvabledogrescue.org)

ピカソの兄弟であるパブロは、ピカソとそれほど時をおかず、同じシェルターへ連れてこられました。

彼を買い取った家族が、もういらないからと手放したのです。
そしてパブロもまた、安楽死リストへ名を連ねることとなりました。

(出典:https://www.thedodo.com/dog-with-deformed-face-2290753524.html)

シェルターで安楽死を待つピカソには、驚きの出会いが待っていました。
望まれ買われていき、幸せに暮らしているはずの兄弟パブロもまた、そこへやって来たのです。

ピカソと違い「普通」の顔を持ち、買われていったパブロ。
皮肉なことに、そんな彼を待つ運命も、ピカソと変わらなかったのです。

軽い気持ちでバックヤードブリーダーから犬を買い、いらなくなったらゴミを捨てるようにシェルターへ引き渡す。
考えられないほど非情で冷酷なことですが、現実にそれがまかり通ってしまっていることに寒気がします。
 

偶然を超えた偶然

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(出典:luvabledogrescue.org)

オレゴン州に拠点を置く動物保護団体「Luvable Dog Rescue」は、しばしば「Porterville Animal Shelter」から犬を保護する活動を行っていました。

そしてまた、犬たちを救助しようというタイミングで、ピカソとパブロに出会ったのです。

(出典:https://www.thedodo.com/dog-with-deformed-face-2290753524.html)

シェルターで再会したピカソとパブロは、ここで幸運に恵まれます。
安楽死を待つ犬たちを救助する活動をしていた「Luvable Dog Rescue」に出会うことができたのです。

ここでさらに、偶然を超えた、奇跡的なことが起こります。
「Luvable Dog Rescue」はこの時、「普通」でなく「特別」な犬を探していたのです。
 

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(出典:luvabledogrescue.org)

「Luvable Dog Rescue」では、見た目に異常があったり、特別な助けを必要としている犬がいれば引き取りたいと考えていました。

その話を受け、シェルターを視察したボランティアが、そこで撮影したピカソの写真を送ったのです。

犬用のベッドで丸くなった彼は、とても悲しそうな顔をしていたわ。

彼のねじれた顔は驚くべきものだったけど、柔らかくて優しい眼差しは一目見た時から、私にとってはとても可愛らしく思えたの!

(出典:https://www.thedodo.com/dog-with-deformed-face-2290753524.html)

「Luvable Dog Rescue」の幹部であるLieslさんは、その写真を見た時のことをこう語りました。

誰にも「可愛い」と言われたことのないピカソにとって、Lieslさんの温かな瞳はどれほど嬉しかったでしょう!
初めて、自分の良い所を見つけてくれる人に出会えた。
それがピカソには、暗闇に差した一筋の光のように思えたに違いありません。
 

差し伸べられた救いの手

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(出典:luvabledogrescue.org)

私には、死を待つ兄弟を置いていくことは考えられなかったの。

パブロを受け入れるスペースがあることが確認できたらすぐ、ピカソとパブロ双方を安楽死リストから外すよう頼んだわ。

(出典:https://www.thedodo.com/dog-with-deformed-face-2290753524.html)

Lieslさんは、ピカソをシェルターから引き取ることに決めました。
そしてそこで、兄弟であるパブロの存在を知ったのです。

「Luvable Dog Rescue」へやって来たピカソとパブロに触れて、スタッフたちはその性格に驚いたといいます。
可愛らしく優しく、出会う人皆に親愛の情を示してくれるその姿は、「一体なぜ捨てられたのか」と信じられないほどだったのだとか。

日の当たる場所でのびのびと生活をし始めた二人は、それぞれの個性を発するようになりました。
ピカソは、意外にも外向的な性格で、パブロはちょっとシャイ。
凸凹コンビは二人は、引き離すことができないほど、とても相性の良い兄弟だったようです。
 

自分らしい人生へ!

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(出典:luvabledogrescue.org)
 

ニコイチでハッピーな生活を送るピカソとパブロですが、やはりここは仮の宿。
今後の長い人生を、共に過ごす本当の家が必要なのです。

素晴らしいことに、「兄弟を引き取りたい」と言ってくれている家族が既に数組いるのだとか。
「Luvable Dog Rescue」としては、時間をかけてじっくり、最適な引き取り先を選ぶ予定だそうです。

顔のせいで、ただただ死を待っていたピカソ。
望まれて買われていったのに、何も与えてもらえず捨てられてしまったパブロ。
二人のこれからの人生が、自分らしく輝けるものであることを、心から願います。

(出典:thedodo.com / luvabledogrescue.org)

 
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