記事提供:ペット日和
数年前、オーストラリア・パースにある動物病院で看護師をしているケイト・ハイスさんは、まだ幼かった犬のムーンを見つけました。
ある日病院にムーンを連れて行くと、ムーンは他の動物の世話をするのが好きなようでした。
ドアから入ってくるのをこわがっている子がいると、ムーンが出迎えて獣医のところまで案内します。
病気で元気がなかったり、さみしそうに鳴いている子には、そっとよりそってなぐさめます。
4年前、ケイトさんは猫のフェニックスの里親をつとめることになりました。
フェニックスは事情があって足を一本切断する必要がありました。
手術を終えた後は、ムーンが一日中寄り添ってフェニックスを癒しました。
その後、ケイトさんの家には次々に里猫がやってきました。
恥ずかしがりやな猫もいっぱいいましたが、ムーンがいてくれるおかげで打ち解けることができました。
子猫の鳴き声が聞こえると、ムーンはすぐさま駆け付けて様子をうかがいます。そして優しく包み込み、子猫の心を落ち着かせます。
ムーンはまるで子猫たちのお父さんみたい!
帝王切開で生まれた子猫たちを心配そうに見つめるムーン。
外に捨てられ、衰弱していた子猫が病院に運ばれてきたときも、ムーンがそばにいました。
ケイトさんがいちご園で見つかった野良猫の世話をすることになったときは、子猫たちが家での生活に慣れるよう、やっぱりムーンがサポートしました。
足をやけどしていてフラフラ歩く猫が家にやってきたときには、ムーンはとても気にかけていて、常に目の届くところにいました。
ムーンのおかげで、猫は歩いたり遊んだりすることができるようになり、日に日に強くなっていきました。
生まれたてで、母の愛を求める子猫に愛情をたっぷり注ぐムーン。
子猫みんなを抱きしめるのが日課です。
みんなムーンのことが大好きで仕方ないようです。
今までなんと74匹の猫の世話をしてきました。そのままケイトさんの家にいる子もいれば、他の飼い主のもとに引っ越していった猫もいます。
一番最初にできた猫の友達・フェニックスといっしょに、ムーンは今日も子猫を育てています♪
ペット日和のオススメ記事♪
▶「ネコなんて」って言っていた男性がネコ好きになっちゃった22選