「多すぎるから」という理由だけで殺された9頭の幼いライオンたち

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記事提供:ペット日和
 

スウェーデンにある『ボロース動物園』の代表者は、次のように主張しています。
「我々はEAZA(ヨーロッパ動物園・水族館協会)の倫理規定、またWAZA(世界動物園水族館協会)の殺処分に関する声明に従っている。離乳や、家族および他のグループからの分離などの生物学的ジャンクションにおいて安楽死が行われている。我々はこのコンセプトに則っていて、園を訪れるお客様や学生、メディアともコミュニケーションをとれていると思っている。」

2012年、ボロース動物園で行われた繁殖によって4頭の健康なライオン:シンバ、ナラ、サラビ、ラフィキが生まれました。しかし2013年秋までに、この4頭は動物園によって殺されてしまったのです。

スウェーデンのメディア『SVT』によると、この4頭はいたって健康であり、それにもかかわらず『余剰だから』という理由だけで園が殺処分したというのです。
 

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(出典:thedodo.com)
 

この4頭だけではありません。2014年には、キアラ、バンザイ、コブという3頭のライオンが生まれましたが、翌年、やはり殺されてしまいました。

さらに2016年8月、ポッター、ウェルスリー、グランガー、ドロレスという4頭が生まれました。グランガーとドロレスはイングランドの動物園に移されましたが、残る二頭は殺処分されました。
 

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(出典:thedodo.com)
 

ボロース動物園は、6年間で合わせて9頭のライオンを殺処分したことになります。

「我々はライオンたちを他の動物園に移そうと努力したが、残念ながらライオンを飼育できる動物園が見つからなかった」とボロース動物園のCEO・Bo Kjellson氏が話しています。

「グループ内での攻撃が激しくなる中で、何頭か殺さなければいけないのが現実です」
 

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(出典:thedodo.com)
 

動物保護団体など、多くの人々が怒りの声を上げています。園にやってくるお客さんに見世物にされた後、小さくてかわいい時期が過ぎると殺されてしまう。悲しいことに、動物園ではこのようなやり方は決して珍しくありません。

「ボロース動物園で行われているような、恐ろしくて非合理的な殺処分は本当に許せません」と『 In Defense of Animals』の広報部長・Fleur Dawesさんは言います。

「動物園は客寄せのために定期的に動物を繁殖させています。そしてもう稼げないとなった時点で殺処分するのです。これは動物園経営の悪しき風習であり、利益優先の愚かな行為です」
 

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(出典:thedodo.com)
 

野生としてのライオンは危急種と考えられており、大きな脅威としては生息地の喪失、獲物の減少、人間による捕獲という3つが挙げられます。つまり動物愛好家だけでなく、自然保護主義者にとってもボロース動物園による9頭のライオンの殺処分は大変軽薄な行為だとみなされています。

「危急種を殺すというのは本当に非難されるべきことで、動物園が種の保存について関心がないということがわかります」とDawesさんが言います。

「このような動物園は動物を管理するべきではないし、動物を手放して適切なケアを受けることができるサンクチュアリに移動させるべきだとスウェーデン政府にうったえるつもりです」
 

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(出典:thedodo.com)
 

今のところ、これに対するボロース動物園からのコメントは入っていません。

残念ながら、余剰だから殺処分をする、というやり方をとっているのはボロース動物園だけではありません。2015年には、デンマークのオーデンセ動物園でも同じ理由でライオンの殺処分が行われ、非難の嵐が巻き起こりました。また、コペンハーゲン動物園では、2014年にマリウスという名の健康なキリンがお客さんの前で殺され、その場で解剖が行われた後、ライオンのエサにされてしまいました。
 

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(出典:thedodo.com)
 

「動物園によるひどい殺害についての話を何度も聞きますが、そのたびに大きなショックを受けます。そして「多すぎるから」と理由で動物が殺されるのは、本当に胸が痛くなります。悲劇がこれ以上繰り返されないことを祈り、また「どうして動物園が必要なのか?」という初歩的な議論が行われるきっかけになってほしいと思います。

自然な環境の中で生きる動物を見て学ぶことができる方法は、他にもあるはずです」と『Born Free USA』のCEOであるPrashant Khetan氏が話しています。

 
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