2012年4月、犬の『カーミー』は経口黒色腫という皮膚がんの一種に侵され、「2~3ヶ月の命」と余命宣告を受けました。飼い主である父のエリックさんは軍務中で、しばらく帰宅するのは難しい状態でした。次の帰宅予定は2012年11月。家族みんなが、カーミーとお父さんはもう会えないだろうと思っていました。
しかし、家族の深い愛情で支えられ、闘病していたカーミーは余命宣告の期間を越えてお父さんの帰りを待ち続けました。
そして、11月が近づき、「カーミーはお父さんに会うことができる!!」と思っていた矢先に…、エリックさんの任務が無期限延長になったという残念な知らせが届きます。家族みんなが落胆し、カーミーはこのままお父さんに会えずに天国に行ってしまうのだろうと思っていたそうです。
ところが奇跡が起きます!!クリスマスの数日前にお父さんが帰ってきたのです!!待ちに待ったお父さんとの再会。余命宣告を受けてから9ヶ月もの月日が経っていました。お父さんを見るなり、全速力で飛びつき、甘えるカーミー。家族にもその喜びを伝えるかのように飛びついています。
24杪と短い動画ですが、カーミーの幸せそうな表情がすべてを物語っています。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=LHnFwr01_kM)
お父さんとの再会を果たしたカーミーはご飯をたくさん食べ、水もたくさん飲み、少し元気を取り戻しました。しかし、12歳の誕生日を迎えた約1ヶ月後の2013年2月22日、天国へと旅立っていきました。
お父さんと再会することができ、しあわせな気持ちで天国で過ごしていることを願います。