記事提供:エウレカ!
猫の『カンガ』は生まれた時から前足に障がいがあり、健常な猫のように4本足で歩くことができません。しかしカンガは後ろ足を上手に使って、活発に動き回ることができるのです。
(出典: KangaRooTheKitty (lovemeow))
カンガは子猫の時に、サンフランシスコの保護団体によって保護されました。幸いなことに保護されたカンガは、すぐに新しい里親さんを見つけることができました。
(出典: KangaRooTheKitty)
カンガは橈骨(とうこつ)発育不全と言われる、前足の手首から肘の骨が短くなってしまう先天的な症状を持って生まれました。この症状を持った猫は前足で身体の重さを支えられないため、4本足で歩くことが難しいそうです。
しかし、そんな症状を抱えているカンガですが、本人は特に気にしている様子はありません。カンガの名前の由来でもあるカンガルーのように、後ろ足を上手に使って立つことができるのです。
(出典: KangaRooTheKitty)
カンガはとっても活発な猫で、前足にハンデがあるとは思えないくらい機敏に動き回ることができます。きっとカンガ自身も、自分が他の猫と違うところなんて何もないと思っていることでしょう。
(出典: KangaRooTheKitty)
こちらが新しい家に来たばかりのカンガの様子です。全身でバランスをとりながら上手に立ち上がっています。
(出典: KangaRooTheKitty)
それから1年後。
カンガはとてもたくましい大人の猫へと成長しました。カンガは優しい家族の元で、2匹の同居犬と同居猫のスキットルズと一緒に暮らしています。
(出典: KangaRooTheKitty)
そんなある日のこと、幸せに暮らすカンガの元に新たな子猫がやって来ました。
『ヘクター』と名づけられた子猫はカンガ同様、保護団体が救助した子猫で、発見された時はシッポに大きな怪我を負っていました。その後、獣医さん達の緊急手術のおかげで何とかシッポを失わずに済んだそうです。
(出典: KangaRooTheKitty)
新しい家に来たヘクターは、慣れない環境をとても怖がっていました。しかし、カンガととても気が合ったようで、すぐに仲良くなり、新しい環境にも慣れることができたそうです。
どうやらカンガの方はヘクターのことを弟のように思っているようです。
(出典: KangaRooTheKitty)
こちらは出会ってから2日後のふたりの様子です。ふたりはずっと一緒に暮らしていたかのように、楽しそうに遊び始めたそうです。
(出典: KangaRooTheKitty)
それ以来ふたりは、いつも一緒に過ごすようになりました。
どうやらヤンチャで元気いっぱいのヘクターに、カンガはいつも押され気味のようです♪
(出典: KangaRooTheKitty)
こうして前足にハンデのあるカンガは、安全な家で暮らし始め、幸せな生活を手に入れることができました。今のカンガは優しい家族のおかげで、何一つ不自由を感じていないのです。これからもカンガは家族と仲間達、そして新しくできた弟と一緒に、幸せいっぱいの毎日を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
(出典: KangaRooTheKitty / lovemeow )
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